ナイーブなアラフォー女子の物欲日記

感受性の強い、敏感な人のために役立つ”モノ””気づき”を紹介する日記

「おやすみロジャー」は4歳児に効くのか!?

はじめに

数年前に話題になった本、「おやすみロジャー」。

テレビでなかなか寝付けてくれない子供に読み聞かせると、あれまあ、不思議と寝てくれるという。。。

3年前、下の甥っ子の出産が迫っていたため、長男の甥っ子を連続で家に泊まらせなければならない状況になり、母がなかなか眠らない甥っ子のためにこの絵本を買って、準備したのでした。

 

 

眠らない子供

私は子育てを経験していないので、知らなかったのですが、弟か妹が生まれる前後は上の子はとてもとても情緒不安定になってしまうものなのだそうです。

そういえば、私も妹が生まれる前後にぜんそくを発症してしまったんですけど、それってそういうストレスからだったのかな?といまごろになって思いました。

 

そう、御多分に洩れず、うちの甥っ子もナーバス時期になっていたのでした。

大したことでないのに怒り出したり、突然砂をぶちまけられたり・・・。昼間に預かるだけでかなり大変だったのです。

はあああ、これはもう、かなりやばいなという予感がしたのですよ。。。。

 

妹の出産時のバタバタで、かなり忙しく記憶が飛んでしまっている部分もあるのですが、

甥っ子との地獄の夜は忘れたことがありません(泣)

 

なんかこう、意地になっているのか?今までにない事態になっていて神経がピリピリして休まらないのか?寝てくれる気配がなく、母は、0時にはリタイア(笑)、父は超朝型人間なので、もちろん20時には寝てしまう・・・・・・。

当時4歳の甥っ子をほったらかして寝ることもできず、かといって、これから弟ができることに神経質になっている甥っ子を強引にしかり飛ばすこともできず、リビング(うちではリビング的に使っている部屋が畳の部屋になってます)で、横になりつつも薄目で甥っ子の一人遊びの動向を見るという体制で頑張ったんですよ。

さすがに夜中の1時を過ぎても全然寝る気配がないので、なかば強引に「おやすみロジャー」をレゴで遊んでいる甥っ子の後ろから朗読してみました。

 

「おやすみロジャー」の限界

「・・ロジャーは瞼が重くなりました。」

「ゆっくり、とてもゆっくり、動くのもゆっくり、ゆっくり・・・。」

「もっとくたくたになって、もっと力が抜けて・・・。もっともっとくたくたになる、ほらね。【あくびをする】そうそう。」

 こんな感じの文章が続く表現になっています。もちろんストーリーになっています。それもロジャーがどこそこへ行ったり来たりし、最後の方の文章はけっこうくどくなっていきます。

これは、読んでいる私がもう、眠たくて眠たくて仕方なくなります。

 

「おやすみロジャー」の挿絵

なにかが?どこかが?ちょっとまぬけな絵・・・。

 

しかしですね。。。。子供というのは鋭いもので、眠らせようという下心を素早くキャッチし、子供ならではの対抗をしてくるものなのですね(泣)

 

 

私「ロジャーは瞼が重たくな・・・」

甥っ子「重たくなってない!!」

 

私「どんどんくたくたにくたびれてく・・・」

甥っ子「くたくたになってない!!」

 

私「眠くなりま」

甥っ子「眠くなってない!!」

・・・・・・

・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ウギャ===!!怒!!(←私の心の声)

 

 

 

 

私、生まれつき難聴なので、滑舌がよくないし、発音もよくないんです。それでも読んでやっているというのに・・・(泣)

甥っ子はすごく滑舌がよく頭の回転も早いので、

最後まで言い切らせない、かつ、すかさず否定文に直されるという。。。。。

 

4歳児相手に完全敗北でした(号泣)

 

 

いや、それだけできれば、世の中やっていけるわ。おばちゃんは安心したよ。。。

 

まとめ

結局、甥っ子はその日は一睡もせず、元気に保育園に行きました。保育園ではお昼寝の時間があるので、そこで寝て回復してしまうそうです。(どんだけ元気なん!?)

まあ、そんな感じでうちでは「おやすみロジャー」はまったく効用がなかったんですけど、アマゾンのレビューではうちの子は効いたという感想がわりと多いです。

あと、この絵本、夜眠れないナイーブ(HSP)さんにいいかもしれないです。読むと眠気が来ますよ。

ただ、私はこの甥っ子との出来事で嫌な気分がよみがえってしまうため、今では家に置いてあるものの、読み返すことはまったくありません。。。。トホホホ。。。。。

 

 

 ・・・・憎っくきロジャー。。。。。(←おい)