ナイーブな人たちのための本⑤『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』書評
ナイーブシリーズが続きましたが、最後に紹介する本はこれ。
『「いつも誰かに振り回される」一瞬で変わる方法』
・・・・・・ほんとに一瞬で変わるんだろうな!!!
と思って読んだんですが、
そんな、一瞬で変わりませんでした。←すぐ結論
でも、読む価値がない本なのかというと全然そうではなく、むしろ前に紹介した本3冊とは、違うアプローチでとても興味深いです。
振り回されるのは「個人の性格」が問題なのではなく、「脳」の問題なのだとズバッと割り切っていて、
暗示の言葉を自分にかければいいのだという。
こちらの作者は心理学の先生なので、知能検査などの能力を調べたうえでのことなので、とても説得力があります。
その暗示の言葉はどんなものなのかはぜひ本を読んでみてほしいのですが、
単純な言葉なんだよねー。
まじめに唱えてみたんだけど、なんかはずかしいし、自分がバカっぽく感じてしまうんですけど、なんとな〜くいいのかなぁという感じ。
題名みたいに一瞬で良くなる感じではないんですけど、気分は少しいい感じです。
なんで、ちょっとしばらくやってみようと思います。
〇〇と〇の調整!と唱える暗示があるんですけど、たしかに何にも知らないでそれを唱えても効果はないなぁ〜と思いました。
この本でどうしてこの言葉なのかを読んでみて納得してこそ、効果があるんだろうなと。
一瞬、脳がシーンとする感じはするんだけどね、すぐ戻っちゃう(泣)
だからこそ、しつこくがんばって、やってみるべきなのかも。