アラフォーからの自己啓発「大富豪からの手紙」書評9
はじめに
「大富豪からの手紙」の書評、ついに最後です!!
第9の手紙、「運命」についてです。
なんか、ぞくぞくしますね!!運命って。
あなたが運命の人だ!とか、ドラマではよく言いますよね(笑)
そもそも運命ってなんだろう?
もうすでに決まっているっていう意味でいいのですかね?
さてさて、どんな手紙なのでしょうか?
運命とは
私の歳まで生きるとね、一生懸命やって、自ら運命を切り開いたつもりでも、結局は、『すべて決まっていたのではないか?』と思うことも、たくさんあるんだよ。
人のご縁で生かされ、たくさんの人の厚意のおかげで今があると思うんだ。そのすべての出会いを『何か』がプロデュースしてくれていたとしたら、ものすごい英知だと思わないかい?
それを『神』と呼ぶ人もいるだろうし、『運命だ』と呼ぶ人もいるかもしれない。
これは、今までの経験でうすうす感じてきたことです。じゃあ、積極的に動くべきなのか、流れに身を任せるべきなのかが、よくわからなくなってしまうんですけど、その答えはこんなふうに書かれていました。
『自分の運命が決まっていようと、決まっていなかろうと、自分がやりたいようにやる』
やはり『自分の運命は、自分で切り開く』という感覚は大事だそうです。
そして、
これから何をやるにも、『自由意志で自分から主体的に行動するとき』と、『流れに身を任せるとき』を、選択してみるといいよ。きっと、そのプロセスの中で、『キミの中での正解』が見えてくるだろうね」
両方を選択してみて、経験をいろいろ積むってことですね。そうすると自分の中で見えてくるものがあるそうで…、いやぁ、まだまだそこまで言ってないですね……。
運命と宿命
「 運命」と同じような言葉に、「宿命」という言葉があるのですが、この本の中では次のように違いがあるそうなんです。
・「宿命」は、宿る命。自分が生まれたときに決まっているもの
・「運命」は、運ぶ命。どうやって生きるかは、キミが自由に決められる
はぁぁ…、これは意識してこなかったですね。結構「宿命」に流されてしまっている部分が多いかも。
自分がどういう力に影響を受けているかを、よく意識してないと、「宿命に支配されてしまう」ことになるからだ。
自分で望む方向に進もうとしても、「連れ戻そうとする力」が働くものなのだそうです。また、災害、事故、病気など「自分とは直接関係がない力」というものも働くこともあるそうです。
でもそういうときこそ!!
「宿命と運命の分かれ道」、分岐点だと思ってほしい
いや〜、これは大変!最近、地震などの災害が多いですが、すぐには立ち直れないですよ〜。年齢も若くなかったら、前向きに捉えるってことがしんどそうです。
でも、不快なことが起きたときに、「これから運命は、いい方向に向かうんだな。ありがたい」と頭の中で切り替えられるということが重要なのだそうです。
それができれば、「自分の宿命に本当されない生き方ができる」とのこと。
自分の捉え方次第
今日日まで、私の人生もまあまあいろいろありましたけど、これはよくない例なんですけど、かなり自分の「宿命」にくよくよしてたと思います。立ち直りもすごく遅いです。身体もよく壊します…泣…。
でも、そこでクッと切り替えられるかどうかが要なんですね!これから意識してやっていきたいと思います。
頭が柔軟に考えられるかということが運命にかかわってくるとは思いもしませんでした。意外な発見でしたね。
これも小さなことから訓練すればいいとも思いました。
例えば、待ち合わせをしていて、相手の方が突然来られない、もしくはドタキャンされたとき、悲しみにくれたり、イライラが止まらなかったりするかと思います。
とりあえずどこかのカフェに入って、ひととおり感情を感じ切ったら、空いた時間でなにしよう?あそこの本屋に行ってみたかったんだよなとか切り替えられる練習をしてみれば、だんだん大きなことでもできるようになってくるんじゃないかと思います。
まとめ
「宿命」も小さな工夫で「運命」にすることができるということがわかって本当に良かったと思います。
実際、やるのは、とても難しいと思いますが、トライアンドエラーで頑張ってみようと思います。
で、主人公の敬は、最後、ブータンから日本へ帰国するところで、物語は終わります。
日本に帰ってからは、敬はいままでの教えを実践していくのでしょう。
そこからが本当の自分の旅の始まりなのかもしれません。
私もアラフォーですが、めげずにふてぶてしく旅の途中を楽しんでいきたいと思いました!!
第1〜第8の手紙、それぞれの書評はこちらから↓↓