おぎのやの峠の釜飯、紙容器になってた・・・
はじめに
子供の頃から、大好きなおぎのやの「峠の釜飯」。
ご存知の方も多いかと思います。
益子焼きの土釜に入っていて、ちょっと重たいけど、土釜の温かみのある器の中に、少し味のついたご飯の上にあんずや栗、煮付けたしいたけ、たけのこ、鶏肉が入った、田舎の贅沢がつまったおいしい釜飯です。
今日はそんなおぎのやの「峠の釜飯」に変化があったので、シェアしたいと思います。
紙容器になってる!!
昨日、近所のスーパーで駅弁フェアをやっていたので、「峠の釜飯」を目当て買いに行ったのです。手に持ったら、あの土釜の重さではなく、予想外に軽くてびっくりしたのです。
なんと、紙容器になっていたのですよ〜!
な〜に〜!?やっちまったな!!
(でも)女は黙って買う
女は黙って買う
・・・・・・・
急にクールポコさんブチ込んですみません。でも、ほんとこんな感じでした。
(私の内面での出来事ね。店では言ってないよ…。念のため)
どんな紙容器?
さっそく、家に帰って、外側のパッケージの紙を外してみました。
ちゃんと、釜っぽくなっている紙容器です。割と厚みがあって、紙にしては固く、かなりしっかりしていました。
ふたを開けてみると、こんな風におてふきの下に見えづらいですが、漬物の容器、その下は、透明プラスチックの密閉できる内蓋になっていました。
おてふき、漬物も本体に入っているのはいいと思いましたね。バラバラにならないで、コンパクトになりますし。
外側のパッケージにはこんなことが、書かれていました。
こちらの商品に使用している釜型の紙容器は、お客様から寄せられた「益子焼きの器が重い。」というご意見を受け、制作しました。
その丸くなめらかな形・質感を和紙の風合いで表現しています。
原料には環境に優しいサトウキビの搾りかすを使用しました。
やっちまったなぁ〜なんて思ってごめんなさい。撤回します。
紙容器といえども中途半端なことはしないおぎのやさん。
この紙容器は正確にはパルプモールド容器と言うそうです。2013年にはなんと!グッドデザイン賞を受賞してます。
よかったところ
やっぱり、軽いのはいいですね。最初持ったとき、ギクッとしたのですが、 スーパーから帰るとき楽でしたよ。いつも父、母、私の3人分の益子焼きの釜飯を運ぶのはけっこう重かったです。
あと、電子レンジでチンしやすいです。この紙容器電子レンジでチンできるんです。
益子焼きのときも電子レンジでチンしたことはあるんですが、ちょっとヒヤヒヤしてました。あんまりチンしすぎるとよくないような・・・。
私、少食なので、峠の釜飯を全部食べきれないので、余った分は翌日食べるのですが、電子レンジ対応の紙容器は便利でした。
正直、デメリットは?
私、HSPならでは神経質な細かいデメリットを申し上げます。 (超個人的な意見になります。)
ごはんのふっくら感があまりなかったように感じました。たぶん、紙容器では直接ご飯を炊くことができないので、なんか別の大きい釜で炊いたものを混ぜて入れてくれているのだと思うのです。なので、おこげも入っているんですが、混ざった状態になっていました。ちょっと水っぽくも感じましたね・・・。
上に乗っている具は全く申し分ございません。ほんと、一品一品素晴らしいです。
あと、もう一つは、やはり益子焼きが持っている雰囲気というんですか?あの焼き物の器で食べるっていうことが、おいしさにもなっていたのですよね。そこは物足りなさを感じてしまいました。(でも、私はその益子焼きを再利用することなく捨ててしまっていたのです。我ながらわがままな意見ですね・・・。)
最後に
今回、スーパーで売っていたのが、紙容器だったということで、益子焼きの釜飯がなくなるということではないようです。でも、これからどうなっていくのかはちょっとわからないですね。おぎのやのホームページにはまったくそのことについては書かれていませんでした。環境とかを考えると紙の方が良いのかなという気はします。紙容器思ったより良かったですし。
でも、おぎのやさんの常に時代を考えながら、峠の釜飯を作っていく努力には本当に頭が上がらないなと思いました。本当にいろいろよく考えてくれている!
これからも頑張ってください〜。ひきつづき峠の釜飯は食べ続けます!!